ARメタライジング社が世界初の持続可能なバリア紙生産専用機を購入

AR Metallizing社は、今年後半にアメリカのフランクリン工場に設置されるバリアペーパー生産用のEXPERT K5 2450mmを購入しました。

この購入は、AR Metallizing社、BOBST社、Michelman社の3社間の3年間の協力関係に基づくものです。ARメタライジング社は、世界をリードする紙のコンバーターとして、バリアペーパーソリューションの研究開発に専念しています。今回のコラボレーションでは、BOBST社の独自のバリアソリューションとMichelman社の水性バリアラッカーを組み合わせることで、より持続可能な包装材料を求める市場の需要に対応したソリューションを提供します。
EXPERT K5は、紙の加工を中心にデザインされています。
ARメタライジング社が購入したEXPERT K5は、紙処理に特化して設計された多機能マシンです。高速で高速運転するように設計されたこの機械は、製品の品質を維持しながら、紙への出力効率を最大化する速度圧力制御を組み込んでいます。
この機械は、フィルム市場ですでに確立されている2つのBOBSTプロセスを実行するために準備されており、紙の特性を改善することも示されています。BOBST AluBond®プロセスは、メタライズされた紙の製造時に使用すると、水や酸素に対するバリア性能が向上し、パッケージの内容物をより良く保護します。一方、AlOxプロセスは、紙の基材に透明な無機バリア層を適用し、リサイクルプロセスを容易にします。
ARメタライジングの最高経営責任者(CEO)であるバート・デヴォス氏は、今回の購入と提携について次のようにコメントしています。EXPERT K5には、紙の処理に最適な様々な機能が搭載されており、お客様の要求を満たすために、より高いバリア性を持つ紙を生産することができるようになります。ARメタライジング社は現在、研究開発部門に11名のチームを擁し、メタライゼーション、ウェットコーティング、紙の最適化という観点からバリア紙に専念しており、この市場へのコミットメントを示しています。
70年代に設立されたARメタライジング社は、メタライズされたパッケージとラベリングソリューションの世界的な大手メーカーです。ベルギー、ブラジル、ドイツ、イタリア、米国に生産拠点を持ち、世界中の約300社の印刷会社やコンバーターに製品を提供しています。
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