HBOノヴァ、パンデミック時のラベル受注拡大でコニカミノルタとの投資契約が復活

コニカミノルタは、北欧の印刷会社Haugesund Bok & Offset(HBO)とNova Print Stavanger AS(ノヴァ・プリント・スタバンガーAS)の合併により、ラベル分野で新たな成長市場への参入を目指しています。

コニカミノルタのAccurioLabel 230ロール・ツー・ロールトナーデジタル印刷機は、7月にノルウェーのハウゲスンにあるHBO Nova ASの新工場に導入されます。このラベルは、Grafisk Maskinfabrik社のデジタル印刷ラベル用に特別に開発されたコンバーターであるDC 330仕上げ装置で仕上げられます。
HBO Novaは、コニカミノルタの加工・仕上げ装置一式を導入することで、あらゆる用途に対応したデジタル印刷された自己粘着ラベルを、中小規模のエディションで最高の品質でお客様に提供することが可能になります。すでにニッチ市場では、地ビールメーカーが急増しているビール用ラベルの開発に積極的に取り組んでいますが、すでに顧客となっている国内外のビールメーカーも、コニカミノルタの新製品「AccurioLabel 230」に印刷された粘着ラベルをHBOノヴァが提供することで、ニッチ市場での活用が期待されています。また、食肉やトマトなどの食品分野もデジタルラベルの生産に適しており、HBOノヴァは西欧や中東だけでなく、地元でもデジタルラベル生産のチャンスがあると考えています。
この機械投資契約は、当初3月に完了する予定でしたが、Covid-19がロックダウンして遅延するまでは、3月に完了する予定でした。しかし、ラベルの生産量が増加し続けていることから、HBO Novaは2ヶ月後に前倒しを決定しました。

www.konicaminolta.eu